クラウド録画サービスと"流体"解析に特化するAIが連携

クラウド録画サービスを提供するセーフィーと流体・流動体に特化したAIの開発・提供を行うAnyTechは12月20日、セーフィーのクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とAnyTechの異常検知パッケージ「DeepLiquid Lite」がシステム連携したことを発表。製造業向けに監視工程の自動化ソリューションの提供を行う。

• クラウド録画サービス「Safie」とAnyTechの「DeepLiquid Lite」の連携イメージ(同社資料より)

「Safie」と連携する「DeepLiquid Lite」は、流体・流動体に特化したAI「DeepLiquid」を手軽に利用できるようにパッケージされたもので、排水処理施設における油面検知や濁度変化、液面に浮かぶ異物などの異常検知に利用できる。今回、カメラ設置だけで利用できる「Safie」の録画クラウドシステムと連携することで、カメラ用配線工事が難しい工場やプラントにおいても、低コストでの録画システムの導入とAPI連携によるAIデータ解析で、遠隔監視、異常検知自動化システムを導入できるようになる。サービスは、流体や液体に特化したAIを活用するため、液体を扱う製造現場やプラント、水処理施設などでの活用が期待される。