日立社会情報サービスは12月20日、流行予測AIにより市町村別のインフルエンザ流行予報を提供する「感染症予報サービス」のモニター画面を「無印良品 グランフロント大阪」の店頭に設置し、来店客に対して注意喚起や行動変容の促進、マーケティング効果を検証する実証実験を行うことを発表した。実施時期は2022年11月28日~2023年2月28日。
「感染症予報サービス」は、市町村別の4週間先までのインフルエンザ流行予報を住民に通知することで、予防行動の喚起、仕事の調整やレジャー計画見直しなどの行動変容を促すサービス。
今回の実証実験では、来店客の多い「無印良品 グランフロント大阪」にインフルエンザ流行予測のモニターを設置して情報発信することで、より多くの人が情報に触れ、感染症に対する注意喚起や行動変容の促進につながることをめざすとともに、無印良品の商品をリコメンドし、マーケティング効果も検証するという。
実施時期は、2022年11月28日~2023年2月28日(予定)。モニター画面には、大阪府におけるインフルエンザの流行予報(週次更新)を、レベル0~レベル3の4段階で表示するほか、予防・習慣の注意喚起や無印良品の関連商品の案内も投影する。