学情は12月19日、2023年4月に入社を控える新社会人が対象の、入社後の働き方をテーマとした調査結果を発表した。同調査は同社が、あさがくナビ(朝日学情ナビ)2023会員を対象として11月17日~12月4日に実施したものであり、有効回答者数は441人。

入社後の働き方は出社とテレワークのどちらを希望するか聞いたところ、出社が55.6%に上り、テレワークの23.6%に対して約2倍だった。「出社して職場の雰囲気に慣れたい」「テレワークだと業務の進め方があっているか自信を持てない」「上司や先輩社員の顔と名前を覚えられていないと、質問や相談があっても、チャットを送ることを躊躇してしまいそう」「リモートでの長期インターンシップを経験したことがあるが、1人で作業を進めるのは不安があった」といった声が寄せられたという。

  • 入社後の働き方は出社とテレワークのどちらを希望するか 出典: 学情

入社する企業にテレワーク制度があれば利用したいか尋ねると、「利用したい」が43.3%に上る。「どちらかと言えば利用したい」(31.5%)と合わせ、7割がテレワークの利用を希望している。

  • 入社する企業にテレワーク制度があったら利用したいか 出典: 学情

入社先の企業でテレワークを実施したい頻度を質問したところ、「週に1~2回」が37.3%で最多で、「入社後仕事に慣れてから」が18.2%で続く。「毎日」は9.7%に留まり、入社後は出社の機会を求める新社会人が多いと同社は推測する。

  • 入社後にテレワークを実施したい頻度 出典: 学情