Microsoftは12月16日(現地時間)、Microsoft Teams Blogの記事「Microsoft Teams Premium preview now available」において、コラボレーションプラットフォーム「Teams」の新たなサブスクリプションである「Teams Premium」のプレビュー提供を開始したことをアナウンスした。
Teams Premiumは、現行のMicrosoft 365に付属するライセンスとは異なる新しいサブスクリプションで、ミーティングガイドやブランディング機能、AI関連機能や高度なセキュリティ機能などを追加で利用することができる。Microsoftでは、2022年10月に開催された「Microsoft Ignite 2022」でこのTeams Premiumの提供を予告していた。
Teams Premiumで提供される主な機能としては、以下が挙げられている。
- ブランディング機能: カスタムのロゴやロビーの背景画像などで会議を自社ブランドでカスタマイズできる
- AIによる会議の支援機能: キャプションのライブ翻訳やインテリジェントな要約機能、チャプターの自動生成、アクションアイテムの提案など、AIが会議の生産性を向上させる
- セキュリティ機能の強化: 電子透かしや会議のエンドツーエンド暗号化、会議チャットのコピー&ペーストを防止する機密ラベルなどで会議の機密性を保護する
- 高品質のウェビナー体験: 登録待ちリストや手動承認、発表者用の仮想控室、参加者に表示する内容を詳細に管理できる機能などが利用できる
- 高度な仮想アポイントメント機能: 自動リマインダーや、アポイントメントのカスタムブランド化、アポイントを集中管理できるダッシュボードなどが利用できる
Teams Premium プレビュー版の利用は、次のページから申し込むことができる。
プレビューの提供は2023年1月まで実施され、正式版の一般提供は2023年2月上旬を予定しているとのことだ。