デジタル人材の不足が叫ばれて久しい。コロナ禍も相まり、デジタル化に舵を切る企業も少なくない中、デジタル人材の確保に各企業では奔走している。今回、キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が2024年3月に卒業見込みの現役大学院生、大学生、高等専門学校生、専門学校生を対象に開催したオンライン就業体験プログラム「1day 仕事体験『体感!サイバーセキュリティ』」を取材する機会を得たので、その模様をお伝えする。
550人が参加するセキュリティ向けオンラインインターンシップ
同プログラムは、サイバーセキュリティをテーマとした半日のプログラムとなり、11月26日、12月6日、同7日の3日間にわたり開催された。社会変化とともに巧妙化・複雑化しているサイバーセキュリティを体感するものだ。参加者は3日間合計で550人、講師はキヤノンITS サイバーセキュリティラボのセキュリティスペシャリストが担当している。
サイバー攻撃の最新動向やマルウェア感染のデモンストレーションに加え、さまざまなサイバー攻撃に立ち向かうセキュリティエンジニアの仕事を紹介。これとは別に「体験!システム提案で課題解決」も用意されている。