日立ソリューションズは、米AppOmniと、SaaSからの情報漏洩を防止するクラウドサービス「AppOmni」の国内初となる販売代理店契約を締結し、12月15日より提供開始すると発表した。

「AppOmni」は、SaaSのアカウントや権限、セキュリティ設定を、多岐にわたる項目で精緻に自動診断・常時監視するSaaS Security Posture Management(SSPM)サービス。

「AppOmni」は、 Microsoft 365やSalesforce、GitHubなど業務で利用されることの多い、30種類以上の主要なSaaSに対応している。

「AppOmni」の特徴の一つに、SaaSの最新の仕様に合わせて、多岐にわたる項目で精緻な自動診断を実施できることがある。SaaSの仕様変更にも追従するため、情報システム部門の担当者は診断項目を常時見直す必要がない。

また、従来のSSPMでは難しかった、SaaSの利用環境に対する疑わしいアクセスも検知し、情報システム部門などの管理者に通知する。

SaaSごとに推奨される最適なセキュリティ設定に加え、自社のコンプライアンスやセキュリティポリシーに準拠した設定がされているかどうかという観点での診断も可能となっている。

  • 「AppOmni」の概要