デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は12月13日、国内外の複数のメタバース空間・ゲーム空間を横断したプログラマティック広告配信サービス「MarketOne XR」の提供を開始することを発表した。
「MarketOne XR」|
DACは、メタバース領域における次世代型メディア事業への取り組みとして、バーチャル空間内で広告展開する事業「arrova」を2021年に立ち上げた。今回提供を開始する「MarketOne XR」は、arrovaが参画して企画・開発されたメタバース空間・ゲーム空間に特化した広告配信サービス。
メタバース空間に設置された広告枠や、モバイルゲーム、コンソールゲーム内の広告枠を買い付けることが可能。特にゲーム空間への広告配信においては、ゲーム空間にプレイスメントされた広告枠(インゲーム広告)を中心にゲームの世界観やプレイを阻害しない配信を実現するという。
通常のプログラマティック広告と同様に、年代・性別・地域などの項目によるターゲティング配信のほか、広告が表示されたユニークユーザー数や平均接触時間などのレポーティングにも対応する。
今後は、メタバース空間における広告だけでなく、企業とタイアップしたアバターコスチュームや3Dアイテム等の配信制御機能も強化していく予定だとしている。