中央大学 教育力研究開発機構は12月12日、デジタル技術を活用した授業方法や、学内の教員によるデジタル技術を活用した授業の実践例などをまとめたハンドブック「これからの授業デザイン・実践ハンドブック~デジタル技術活用のヒント~1」を作成し学外へ公開することを発表した。

中央大学は2022年11月に、デジタル技術の高度化と進展に適切に対応して学修者本位の教育を実現するため、高度で先進的な教育の推進を目指し「中央大学の授業におけるデジタル技術活用の方針2」を策定している。

この方針の下で、教員がデジタル技術を活用して学生の主体的な学びを促す教育を行うことを目的として、今回ハンドブックを作成したという。同ハンドブックに収録したノウハウやグッドプラクティスは多くの大学教職員に共有し、教育の質の向上を狙うとしている。

具体的には、法令で定められている「メディア授業」の60単位制限に関する解説や、遠隔授業をデザインするためのポイントなどをハンドブックに記載しているとのことだ。