さくらインターネットは12月9日、ドル払いのクラウドサービスをビジネス利用している398人に対し、11月14日～18日の期間で実施した「円安ドル高におけるクラウド予算の影響についての調査」の結果を発表した。

利用しているドル払いのクラウドサービスの1位は「IaaS」で60.1%、2位は「PaaS」で55.3%、3位が「SaaS」で42.2%と続く結果に。6割以上の人がドル払いのIaaSを利用していることが判明した。利用しているクラウドサービスの具体的な名前としては、「アマゾン ウェブ サービス」、「Microsoft Azure」、「Google Cloud」などが多く挙がったという。

  • 利用されているドル払いのクラウドサービス　引用：さくらインターネット

「利用しているクラウドサービスの料金は昨今の円安およびドル高の影響を受けて支払い料金が上がっていますか？」という質問に対し、「はい」と回答した人は83.4%で、「いいえ」は11.8%にとどまる結果になっている。回答者の8割以上の人が利用料金の上昇を感じているようだ。

  • 利用しているクラウドサービスの料金は昨今の円安およびドル高の影響を受けて支払い料金が上がっていますか？　引用：さくらインターネット

去年の月額料金と比較した場合の上昇総額については、「1万円以上10万円未満」と回答した人が最も多く42.8%、2位以降は「10万円以上100万円未満」が29.5%、「100万円以上」が14.4%と続いている。7人に1人以上が100万円以上上昇していると回答したことになる。

  • 去年の月額料金と比較した場合の上昇総額　引用：さくらインターネット