Candeeは12月5日、2022年度の採用活動において、目標人数の採用を達成した企業の採用担当者(経営者・役員・人事)109名を対象に実施した「採用成功企業の動画活用の実態調査」の結果を発表した。
「あなたのお勤め先では、採用活動において「動画」を活用していますか」という質問では、「取り入れている」が63.3%、「取り入れていない」が34.9%という回答となっている。
活用シーンに関しては、「自社採用サイト」が69.6%、「求人サイト」が66.7%、「YouTubeでの公開」が52.2%という順の回答となっており、その他に「公式SNS」「説明会」という活用シーンも見られたという。
また「採用活動において、「効果の高い」動画コンテンツの内容や要素について、当てはまるものを全て教えてください」という設問では、「企業のイメージ・アピール動画」が最も多く72.5%、次いで「職場見学や施設紹介動画」が63.8%、「事業紹介動画」が60.9%という回答となっている。
これらの動画コンテンツを採用活動に取り入れるメリットについて聞いた質問では、「内定承諾率の向上につながった」が62.3%、「選考通過率の向上につながった」が52.2%、「採用後のミスマッチが起きにくくなった」が52.2%という回答となっており、中には「コロナ禍で会社訪問や説明会が難しい中でも代用となった」といった時代に伴った意見も多く挙がったという。
また、この動画コンテンツについて「採用活動以外のシーンでもあなたのお勤め先の役に立っていると思いますか」と質問すると、「非常にそう思う」が44.9%、「ややそう思う」が49.3%という回答となったという。その理由としては、「自社のブランディングにつながる」が73.8%、「マーケティングにおける集客装置になっている」が58.5%、「コンテンツの使い回しができる」が52.3%という声が集まっているという。