NTTドコモ 東北支社(以下、ドコモ)とNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は12月2日、5G(第5世代移動通信システム)を活用して、「蔵の郷土館 齋理屋敷」(宮城県 丸森町)のステージで実施するパフォーマンスをマルチアングルで配信する実証実験を11月26日に実施していたことを明らかにした。
今回の実証では、複数台のiPhoneで奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の演武や、パフォーマンス集団「白A」の演出、太鼓集団「旅太鼓」のパフォーマンスを撮影し、撮影した映像は遠隔地にいる参加者が自身のPCなどから好みの視点で見られるように配信した。
映像生成および配信システムは、マルチアングル映像が体験できるSwipeVideoを利用し、ステージから配信システムへの音声映像送信に5G通信を使用したという。
実証の結果、会場では体験できないような多角度かつ近距離からの映像を視聴者に届けることができ、臨場感あるオンラインイベントの開催に寄与できたとのことだ。