ドーモは12月1日、クラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を提供すると政府統計の総合窓口「e-Stat」の統計データを連携するコネクターを開発し、提供を開始したと発表した。
Domoの「e-Stat」のコネクターは、「e-Stat」の統計データをDomoにノーコードで取り込んで分析することを可能にする。同コネクターにより、Domoを導入している企業は「e-Stat」の統計データをわずか数分で、ファイル加工時間不要で可視化できるようになる。また、「e-Stat」から手動でファイルダウンロードやデータ結合をする必要がなく、更新データも自動で反映されるため、常に最新の統計データの活用も可能になるという。
「e-Stat」は国勢調査データなどの約20万件のオープンデータを提供している。なかでも、自社ビジネスの変化の要因を分析できる「生活スタイルの変化」に関する情報、事業のターゲット層を推計して事業シミュレーションに活用できる「人口・世帯・企業数」の情報は、経営企画・製品企画・マーケティング担当者が市場調査や新規事業、新製品・新サービス開発を行う上で貴重なリソースとなりうる。
連携コネクターによって有益なオープンデータがより活用しやすくなり、オープンデータと自社データを組み合わせて利活用することが可能になるため、市場調査や事業計画を深化させることが実現されるという。