ispaceは11月30日、同日に予定していた同社の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1の打ち上げについて、打ち上げを行うスペースXのロケット「Falcon9」に一部確認作業が必要となったため、翌日12月1日の17時37分(日本標準時)に延期したと発表した。

  • HAKUTO-Rの月面ランダーはFalcon9ロケットのフェアリングへの搭載が完了している

    HAKUTO-Rの月面ランダーはFalcon9ロケットのフェアリングへの搭載が完了している(出典:ispace)

Falcon9ロケットは、米国フロリダ州のケープカナベラル基地40射点で打ち上げが行われる予定だった。

HAKUTO-Rのミッション1では月面ランダー(着陸機)の打ち上げが予定されており、打ち上げから約5か月後の月面着陸を目指している。月面着陸に成功すれば日本初の事例で、民間では世界初の成功になる可能性が高い。