ラックは11月30日、ブランド商材のECサイトに最適化したブランド訴求型ECサイトの開発支援サービス「Salesforce Commerce Cloud エクスプレス開発サービス」を、2023年2月より提供すると発表した。
Salesforceが提供するマルチテナント型クラウドベースの、Eコマース・プラットフォーム「Salesforce Commerce Cloud」を採用し、好みの商品を見つけられる機能、円滑な在庫管理を意識したシステム開発など、これまで同社が支援したアパレル系ECサイトなどの構築経験から得た知見をECサイト構築テンプレートとして集約したという。
また、独自の問診票を用いて、機能の取捨選択をすることでシステムを構築していくメソッドなど、ビジネスニーズに合わせてカスタマイズを実現した開発モデルを用意しているという。
ECサイトの設計、開発、導入までをトータルに支援し、商品詳細ページの最適配置、顧客体験(誕生日、クリスマスなどイベントに合わせた体験)のパーソナライズなどを、ECサイト事業者側で容易に設定できること、モバイルユーザへの最適化など、多くのテンプレートを用意したという。
さらに、セキュリティ対策の組み込みと、セキュリティ診断による脆弱性の有無の確認を行う。
サービスの流れは、①ECサイト開発に関するヒアリング、②ECサイトの設計、③ECサイトの開発、④セキュリティ診断、⑤ECサイトの運用と改善となっている。