NTTデータは11月28日、秋田銀行、京都銀行、西日本シティ銀行とともに地域金融機関グループが提供または運営支援するECサイトへの相互送客を目的としたECポータルサイト「&WA」を提供開始すると発表した。
同サービスは、地域金融機関連携の「輪」や地域金融機関ならではの「和」をかけ、地域をつなぐポータルサイトの意味を込めて「&WA」の名称でスタートするもの。
4社は、各地域の地元企業とのつながりが深く、地域を理解している地域金融機関の特性を生かし、「地元の隠れた名品、入手困難な希少品、特別な体験」などの目玉商材を取り入れた各地域金融機関のECサイトを連携させるECポータルサイトを構築する。
同サイトでは、他業種のECとの差別化を図るとともに、事業者を主体とした価値共創コミュニティーを構築することを狙う。
NTTデータは、金融領域で掲げるBCE戦略(NTTデータが考える金融の新しいこれからの姿)における「B(Beyond:地域金融機関の顧客へのサービス提供)」と「C(Connect:複数の金融機関をつないだサービス)」を目指すとともに、地域金融機関とともに地産外消の取り組みを支援することで、地域経済の活性化に寄与していきたい方針。