イールドマーケティングが運営するWebマーケティングに関する情報メディア「イールドマーケのデジマブログ」は11月28日、全国20代~60代のフリーランスWebマーケター300人を対象に実施した、フリーランスWebマーケターの年収や働き方などの実態調査の結果を発表した。

フリーランスWebマーケターの職種で最も多かったのが「デジタルマーケティング職」(21%)となった。これに、「SEOマーケティング職」(17%)、「動画マーケティング職」(15%)と続いている。

  • フリーランスWebマーケターの職種 引用:イールドマーケティング

1位になったデジタルマーケティング職について、同社は、デジタルマーケティングに注力する中小企業が増え、専門の正社員を採用できない企業がフリーランスを採用するケースも多く見られることを要因に挙げ、今後もスキルの高いデジタルマーケターが求められていくのではないかとの見方を示している。

フリーランスの直近1年間の年収で最も多かったのが、「300~400万円」で26%、続いて「400~500万円」が21%、「200~300万円」が21%という結果になっている。

  • Webマーケターの年収 引用:イールドマーケティング

1カ月の平均稼働日数は、「21日以上25日以内」が26%で最多となり、続いて「16日以上20日以内」が24%、「5日以内」が19%という結果に。一般的な会社員と同じような稼働日数の人の割合が最も多いものの、5日以内と回答している人の割合も多く、フリーランスだからこそのさまざまな働き方をしていることが判明したという。稼働時間も同様に、フリーランス稼働日に「稼働時間4時間以下」の人が10%おり、さまざまな働き方を選択していることが明らかになった。

  • フリーランスWebマーケターの働き方  引用:イールドマーケティング

フリーランスとしての働き方を選択した理由として最も多かったのは「働く時間や場所を自由にするため」(56%)だった。これに、「自分の仕事スタイルで働きたいため」が55%と非常に高い数値で続く結果になっているなど、フリーランスになりたい理由が、縛られず自由に働くことを非常に重視していることがわかったという。

  • フリーランスの働き方を選んだ理由  引用:イールドマーケティング