自宅から仕事ができるリモートワークは良い面もあれば悪い面もある。さらにいうなら、向いている人や業務、向いていない人や業務もある。ガジェットのチップスサイト、Make Use Ofが「7 Ways to Use Tech for a Happiness Boost While Working From Home」として、幸せにリモートワークを進めるポイントを伝授している。リモートに慣れた人なら、自分なりのやり方を確立しているという人も多いだろう。それでも、他の人がどうやっているのかは気になるもの。Age of Empiresをこよなく愛するというテクニカルライターManan Agarwal氏のアドバイスをさっそく見てみよう。

1.習慣
スケジュールと習慣をうまく利用しよう。永遠に時間があると思ってやるのと、時間配分があるのとでは、気持ちが全然違う。何時までという枠があることで、集中力はアップするだろう。

記事では習慣を支援するツールとして習慣改善アプリ「Fabulous」を紹介している。有料だが、生産性だけでなく、食習慣や運動など本気で自分を変えたいと思う人向けと言える。

2.メンタルヘルスへの配慮
リモートワークは孤独だ。外に出る、人と話す、規則正しい生活をする、などメンタルヘルスに配慮したい。

瞑想、簡単にできるストレッチやヨガなど、アプリもたくさんあるので試してみてはいかがだろう?

3.家事を任せる
リモートに関係なく、家事は必要だ。仕事に割く時間を増やすために、テクノロジーの力を借りよう。掃除はロボットに任せることができる時代だ。スマートスピーカーやアプリを使って操作できる家電も増えている。

食料品の買い出しもネットスーパーや定期便などがあるし、食事を作るのが面倒ならデリバリーがある。

4.運動の時間を決める
ずっと椅子に座りっぱなしになりやすいのがリモートワークだ。通勤もないので、朝起きてそのままデスクに向かい、パジャマのままで夜まで仕事をしていた、とならないために、メリハリをつけよう。

その1つとして、運動する時間を確保することを提案している。できれば1日のどこか、毎日が難しいのなら何曜日の何時、と先に確保しよう。

スマートフォンには簡単な歩数計があるし、スマートウォッチをつけているのなら自分がどのぐらい運動したのかがわかる。是非とも時間と目標を決めて、運動をする習慣をつけたい。

5.睡眠
睡眠も、スマホやスマートウオッチを使って何時間寝たのかの時間を記録できる。最新のApple Watchなら、睡眠中の血中酸素ウェルネス、心拍数、呼吸数など睡眠の質に関するデータも得られる。ショートスリーパー、ロングスリーパーなど、睡眠も人それぞれちょうどいい時間が異なる。

リモートワークが普及した昨今、どれも定番となるもので実践している人も多いのではないだろうか?階段の上り下りや歩数など日常的に行う運動がどうしても減ってしまう。努めて運動の時間や健康に前向きな習慣を取り入れる必要がある。

何か改善できる項目は無いものだろうか?どうも最近モニターから入ってくる光量が多いと感じた筆者は、モニター画面の色温度自動調整ツール「f.lux」を導入してみた。古くから定番のひとつとして挙げられるソフトだ。なかなかOSやモニタの調整だけでは設定が困難な色温度だが、日の出、日の入を計算して時間にあわせて時間により適度なものに自動調整してくれる。

過去にインストールした経験もあるが、カスタマイズの幅が大きく広がっていた。部屋の光源状況や使用しているアプリケーションにより変えたい場合にも"Change current color"からEmber 1200K(ケルビン)からDaylight 6500Kまで8種類のプリセット、"Effect and extra colors"からMovieModeやDarkroom modeなど11種類のエフェクトで好みの色温度にモニタ画面を設定できる。Microsoftストア版や組織ベースの商用利用には有料のコーポレートエデションも用意されている。

  • "Change current color"には暗室の残り火のように低い色温度から真昼の高いものまで高低で選べ、"Effect and extra colors"からは独自のプリセットでなかなか体験できないモニタ画面が選べる

  • Ember 1200Kでは写真現像の暗室のようなモニタに。ベッドで文字情報だけを追うような場合はこれでも良さそうだ

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