DeepLは11月24日、日本企業の成長とグローバル市場での事業拡大を支援する取り組みの一環として、日本国内での法人向け事業を強化する方針であると明らかにした。これにより、日本企業はDeepLを利用して社員のコミュニケーション能力を強化し、海外のビジネスパーソンと従来よりも円滑なコミュニケーションを図りながら業務を推進できるようになると期待できる。
DeepLは2020年に日本語の翻訳サービスを開始している。同社によると、現在日本は世界第2位の市場だという。DeepLは日本での法人向け事業を強化し、日本人が持つ言語の障壁の解消に貢献するとともに、日本企業のグローバル化を支援する。
DeepLはドイツを発祥とする企業で、AI(Artificial Intelligence:人工知能)の技術を用いた機械翻訳システム「DeepL」を提供している。DeepLはDeepL.com上で誰でも無料で利用可能で、Web上の翻訳ツール、デスクトップアプリ、およびAPI(Application Programming Interface)などで利用できる。
iOSまたはGoogle Playのアプリストアではモバイルアプリも提供している。また、DeepL Proにアップグレードすることでより多くの文字を翻訳し、より多くの用語集機能を利用できるようになる。