キャリアデザインセンターは11月24日、同社が運営する女性の転職に特化した転職サイトである「女の転職type」の会員に対して実施したWeb面接に関するアンケート結果を発表した。これによると、20代はWeb、40代はリアルの面接を好む傾向にあるという。
同調査は同社が10月12~23日に実施したもので、有効回答者数は556人。
Web面接の経験を尋ねると、「ある」が57.6%、「ない」が42.4%だった。
Web面接のよかった点では、「交通費がかからない」が88.4%で最も多く、「移動時間がかからない」(85.3%)が続く。
Web面接の悪かったこと/困ったことを聞くと、「通信が不安定だった」が42.7%と最多であり、「カメラ映りが悪かった」「話すタイミングがつかみづらかった」がいずれも38.1%で続く。
Web面接にあたり準備したことを尋ねたところ、「カメラ映りや音量のチェック」が67.8%で最も多く、以下「通信状態のチェック」(61.9%)、「部屋の片づけ」(55.9%)の順だった。
就業(勤務)時間中にこっそりWeb面接を受けたことがあるかどうかを聞くと、「ある」が13.4%、「ない」が86.6%だった。
Web面接時の身だしなみについては、「上下とも身だしなみを整えた」が52.8%と過半数だが、「上半身だけ身だしなみを整えた」も44.3%に上る。
希望する面接形式を聞くと、「一次や二次はWeb、最終は対面」が41.2%と最多であり、以下「とくに希望はない」(25.2%)、「一次~最終まで、すべてWeb」(18.3%)の順だった。
世代別では、20代の2位は「一次~最終まで、すべてWeb」で、40代より19.1ポイント多い。逆に40代は「一次~最終まで、すべて対面」が3位に入り、20代より10.0ポイント多い