ハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」は、55歳~74歳の女性を対象に実施した「デジタルとネットの活用についてのアンケート」の結果を発表した。
「現在利用しているデバイス」を聞いた質問では、スマホを利用していると回答した人は94.3%、パソコンは40%程度という結果になったという。利用パターンは、スマホのみの人が最も多く46.9%で、スマホとパソコンの併用者も少しずつ増えており、40.1%という状況になっている。反対に、タブレットの利用については退潮傾向が見えているほか、新しいデバイスである「スマートウォッチ」の利用率は直近2年で1.7%から5.0%に伸びているという。
2019年から2022年かけてスマートフォン利用者の利用が上昇したサービスは、「スマホ決済」「動画を見る」「ネットショッピング」「割引クーポン」「インスタグラム」が上位に選ばれた。 最も利用率がアップしたのは「スマホ決済」で、それ以降は「動画を見る」「ネットショッピング」と続く結果になっている。
また「スマートフォンの習熟意欲がある人」の割合は、2019年が46.3%だったのに比べて、2022年は54.2%にまで高まっている。その一方で、意欲がない人の割合は大きな変化はなく2割程度での推移が続いており、中間レベルの人が徐々に意欲が高まっているという。