インテックは11月24日、社内の報告業務を集約・集計する「報告書集計システム」のクラウド版を、AWSのクラウドサービスを活用して12月から提供開始することを発表した。
同社は報告業務を集約して報告部門と集計部門の作業を効率化する「報告書集計システム」をオンプレミスで提供してきたが、今回、運用の負担がなく、短期間で導入可能な「報告書集計システム」のクラウド版の提供を開始。
「報告書集計システム」では、報告部門は報告書の入力と提出、集計部門は報告書の収集と集計作業を簡単なボタン操作で実施可能。また、報告書のフォーマットはExcelなどで簡単に作成や変更ができる。
主な機能は、報告書集計システムで報告業務を行うための報告書フォーマット登録報告書を支店に一括配信、各報告書の返信状況、未返信先を一目で確認、集計処理のくし刺し集計と一覧表作成、さらに支店が報告書フォーマットをダウンロードしてデータ入力し、報告書をアップロードすることが可能。
導入効果として、集計部門では既存の報告書フォーマットを簡単に登録できるため、新しいツールの使いかたを覚えたり業務プロセスを変更したりといった煩わしさがない。また、EXCELで作成した報告書の場合、集計範囲を指定するだけで総合計・中計・小計などの帳票を一度に作成可能。 集計結果はEXCEL形式で出力され、収集・集計後の加工も自由自在。
報告部門では、すべての報告作業が当システムで完結するので、報告の都度メールやFAXを見返す必要がない。また、報告の締め切りや未提出報告資料を一覧で確認できる。