メルカリは11月22日、フルタイムシステム、ヤマト運輸と連携し、フリマアプリで売れた商品をマンションのロッカーから発送できるようになると発表した。2024年3月までに全国3,000棟(約30万戸)のマンションでの導入を目指す。

  • マンションロッカーからの非対面発送が可能になった

    マンションロッカーからの非対面発送が可能になった

メルカリとヤマト運輸が連携し提供する配送サービス「らくらくメルカリ便」とフルタイムシステムが提供するコンピュータ制御式ロッカー「フルタイムロッカー」を連携。同連携により取引商品の発送窓口が拡大した。自宅マンション内で24時間365日、自分の好きなタイミングに非対面で配送手配を完了することができるようになった。ヤマト運輸が「フルタイムロッカー」から荷物を集荷し、その後運送する。

  • 発送手順

    発送手順

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響による在宅時間の伸長に伴い、フリマアプリ「メルカリ」の利用者数は増加傾向にある。サービス開始時から2022年10月までの累計で4800万人、流通総額3兆8000億円の規模にまで成長している。新しい生活様式に合わせメルカリは、2020年11月にヤマト運輸のEC事業者向け配送商品「EAZY(イージー)」を導入。置き配を含めた多様な受け取り方を可能にするなど、購入者の利便性向上に向けた取り組みを進めている。