Windows 8.1のサポート終了が近づいている。Microsoftは2023年1月10日をもってWindows 8.1のサポートを終了するとしており、2023年1月10日以降はアップデートが提供されなくなる。MicrosoftはWindows 8.1のサポートが終了するまでに新しいパソコンおよびWindows 11へ変更することを推奨している(参考「Windows 8 and Windows 8.1 end of support and Office - Microsoft Support」)。

  • Windows 8 and Windows 8.1 end of support and Office - Microsoft Support

    Windows 8 and Windows 8.1 end of support and Office - Microsoft Support

2023年1月10日以降もWindows 8.1を使い続ける場合、2023年1月10日以降はMicrosoft 365のアプリに対してもアップデートの配信が行われなくなる点に注意が必要。Windows 8.1のサポート終了に合わせて、Officeアプリ向けの各種アップデート(機能、セキュリティ、クオリティ)の提供は行われなくなる。Microsoft 365プロダクトのアップデートを受け続ける場合、Windows 8.1以降のサポートが提供されているWindowsプラットフォームへアップグレードする必要があるとされている。

Office 2013およびOffice 2016といった非サブスクリプションのOffice (Office Home & Student、Office Home & Business、Office Professional Plus)は、Windows 8.1のサポートが終了したあともサポートが継続される。ただし、Windows 8.1のサポートが終了していることに変わりはなく、セキュリティ上、リスクの高い状態になる。

Windows 8.1がリリースされて以来、パソコンの性能は向上している。Microsoftはこうした状況を引き合いに出しつつ、Windows 11がインストールされた新しいパソコンへ変更することを推奨している。また、Windows 8.1からWindows 11へのアップグレードはシステム要件を満たすことができないケースが多いが、Windows 10へのアップグレード要件は満たす可能性があるとし、ソフトウェアのフルバージョンを購入してWindows 10へアップグレードする方法もあることに言及している。なお、Windows 10は2025年10月14日にサポートの終了が予定されている。