TIS、TIS千代田システムズ、澪標アナリティクスは11月21日、「製造DXコンサルティングサービス」を提供開始すると発表した。同サービスは、データを活用して、製造現場の課題を解決する。
同サービスでは、ユーザー企業の業務データを収集し、課題の原因を明らかにしたうえで、ソリューション・ロードマップを提示する。コンサルティング、エンジニアリング、データ分析という3つのメニューが用意されている。
コンサルティングでは、「現状業務・データ整理」「データ活用方法検討」「ソリューション検討・効果試算」「ロードマップ作成」「DX(デジタルトラスト)の方針策定」を実施。
「エンジニアリング」では、「システム要件定義・設計・構築」「システム運用プロジェクトマネジメント」「インフラ・ネットワーク・セキュリティ」「カスタムアプリの設計・構築」「プラント生産活動・運転全般に関わるシステム構築・保守」「プラントライフサイクルにおけるIoT/AI活用」を実施。
「データ分析」では、「製造設備及び製品の故障検知」「検査工程の自動化、最適化(アダプティブテスト)」「在庫の配置最適化」「製造現場の労災予測」「収率向上の最適な組み合わせによるシミュレーション」「生産計画の最適化」を実施。
同サービスの導入例としては、「生産のスピードアップ」「不確実性の極小化」「省人化」などがある。