西日本新聞プロダクツ、シグマ・インターナショナル、ゼンリンデータコムの3社は11月21日、スマートフォンのナビゲーションにより、新聞など定期的な宅配物を不慣れな人でもミスなく届けられる「配達管理サービスDelivery Support System」の販売を開始した。
同サービスは、Webの配達管理PCシステムとスマートフォンの配達支援アプリで構成される。配達管理PCシステムは、配達管理者が事務所PCでWebとして使用するもの。 配達データから順路マップを自動で作成するが、状況によりマップを見ながら順路を補正可能。 スタッフの現在位置や配達完了状況を把握でき、現場トラブルの未然防止につながるとしている。
配達支援アプリは、配達スタッフがスマートフォンのアプリとして使用するもの。出発前に順路マップや銘柄ごとの部数を確認し、バイクなどに装着して配達先にて銘柄や置き場を確認しながら投函。 次の行先が順次ナビゲートされるので、初めてでも間違わずに巡回できるという。
配達管理PCシステムの1 IDと配達支援アプリの3 IDの組み合わせを基本とし、状況にあわせて配達支援アプリを追加で利用する商品体系となっている。価格は、配達管理PCシステムがPC1アカウントIDあたり13,200円、スマートフォン1アカウントIDあたり1,100円(配達管理PCシステムのクラウドサービスへの登録初期費用として11,000円が必要)。
現時点で配達支援アプリはAndroid版のみで、配達データ連携の条件を満たす顧客管理システムを使用している販売店向けの提供となる。今後は、配達支援アプリのiOSへの対応に加え、全国の新聞販売店向け管理システムや、牛乳配達・ポスティング業務など各種配達・配送事業で利用される顧客管理システムなど、幅広いプラットフォームに対応していくとしている。