デル・テクノロジーズは11月16日、「Dell PowerEdge」サーバーおよび「Dell APEX」の新サービスを発表した。

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新しい「PowerEdge」サーバーには、スマート冷却技術を使用し、モデルの学習、HPCモデリングとシミュレーション、コアツーエッジの推論、データの可視化にAIを活用することを可能にするとしている。

「Dell PowerEdge XE9680」 は、8つのNVIDIA H100 Tensor Core GPUまたは  NVIDIA A100 Tensor Core GPUを空冷設計で提供するデル初のハイパフォーマンス8GPU搭載サーバー。2つの次期第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーと8つのNVIDIA GPUを組み合わせている。

「Dell PowerEdge XE9640」は、2Uラック型の4GPU搭載「PowerEdge」サーバー。Intel Xeon プロセッサーとIntel Data Center GPU Maxシリーズの組み合わせ、直接液冷によりラック密度の利用率を高め、エネルギーコストを削減するよう設計されている。

「Dell PowerEdge XE8640」は、空冷式の4Uの4GPU搭載サーバー。4つのNVIDIA  H100 Tensor Core GPUと2つの次期第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサーを搭載。企業によるマシンラーニングモデルの開発、学習、導入を支援し、分析の高速化と自動化を実現できるように構築されている。

「Dell APEX High Performance Computing」では、HPCクラスターマネージャーやコンテナオーケストレーター、ワークロード マネージャー、基盤となるHPC最適化ハードウェア構成など、さまざまなHPCワークロードの実行に必要な機能を提供するサービス。柔軟な容量とセキュリティーを1年、3年、5年のサブスクリプションで提供する。

「Dell Validated Design for HPC – RiskAssessment」は、GPUを高速化した「Dell PowerEdge」サーバーおよびRed Hat Enterprise LinuxとNVIDIA Bright Cluster Managerソフトウェアを含むHPCシステムで、データ集約型のシミュレーションを実行することで、大量の履歴データとリアルタイム データを活用して、リスクおよびリターンを高い精度で分析するという。

提供時期は、「Dell PowerEdge XE9680」「XE8640」「XE9640」が2023年前半に全世界で提供開始予定。「Dell APEX High Performance Computing」は、すでに米国で提供開始している。「Dell Quantum Computing Solution」は、すでに米国およびカナダで提供開始している。「Dell Validated Design for HPC – Risk Assessment」は、すでに全世界で提供を開始している。