Microsoftは現地時間10日、.NET開発者に向けた機械学習フレームワーク「ML.NET」v2.0のリリースを公式ブログでアナウンスした。

クロスプラットフォームに対応する.NET Coreを使用するML.NETは、C#やF#を用いて機械学習をアプリケーションに組み込める機械学習フレームワーク。v2.0では自然言語処理モデルNAS-BERTを実装可能なText Classification API、類似性を判断するSentence Similarity APIなど自然言語処理を扱う機能やデータ学習のプロセスを自動化するAutoML APIの強化を図っている。あわせて、アナウンスされているVisual Studioの拡張機能「Model Builder」ではテキスト分類(Text Classification)がシナリオに追加、パフォーマンスや指針に合わせたトレーニングを選択できるオプションも加えられている。