野村不動産は、同社のオンライン住宅購入相談Webサイト「プラウドオンラインサロン」で、11月11日より、メタバース空間を設置し予約不要で相談を受けられる新サービスを行うことを発表した。

  • 「プラウドオンラインサロン」のメタバース空間利用イメージ(同社資料より)

    「プラウドオンラインサロン」のメタバース空間利用イメージ(同社資料より)

エンタメ性を生かし空間内で担当者が扮するアバターが、入室した利用者に音声会話・チャットなどで住宅購入相談を行うというもので、利用者は、匿名のアバターで同社の取扱物件の情報収集と購入に関する具体的なアドバイスを受けられる。より詳細な情報を相談したい場合には、マンツーマン専用空間が用意されており、音声会話での相談や、アバターを使用しないZOOMでのオンライン相談も受けることができる。

不動産に関する知識を深めるためのコンテンツも用意されており、空間内のシアタールームでは、「間取りの見方」「ローンについて」「購入の流れ」などのセミナー動画を放映、不動産に関する情報の提供を行う他、イベントなども開催し、利用者が気軽に相談ができる場を提供する。

メタバース空間の構築には、仮想社会・メタバース専門企業メタバーズ社のメタバース・プラットフォーム「CYZY SPACE(サイジースペース)」を活用。操作設定、空間構築は、同社と野村不動産グループのプライムクロスが行っている。サービスは「プラウドオンラインサロン」にて11月11日よりスタート、予約不要で利用できる。入室時間は平日10時から17時まで。