Microsoftは11月8日(米国時間)、「 Reminder: End of servicing for Windows 10, version 21H1 - Microsoft Community Hub」において、2022年12月13日をもって「Windows 10, version 21H1」のサポートが終了になると伝えた。
同日にリリースされるセキュリティ更新プログラムがこのバージョンで利用可能な最後の更新プログラムになるとされている。同日以降、このバージョンに対してはセキュリティアップデートや品質更新プログラムの配信が行われないとされており注意が必要。
2022年12月13日には「Windows 10, version 21H1」のすべてのエディションがサポート終了に達する。デバイスの保護と生産性維持のため、Windows Updateはこうしたサービス終了に近づいているWindows 10, version 21H1エディションを実行しているデバイスの機能更新プログラムを自動的に実施するとのことだ。現在Windows 10, version 21H1を使っている場合、この措置によって自動的により新しいバージョンへアップデートされるものと見られる。
MicrosoftはWindows 10の自動更新を行うが、対象となるデバイスをWindows 11へアップグレードすることもできるとし、システム要件を満たしている場合にはWindows 11へアップグレードすることを検討することも推奨している。
なお、Windows 11にアップグレードするにはハードウェアまたはプラットフォームが要件を満たしている必要があり、要件を満たしていない場合にはWindows Update経由でWindows 11へアップデートを行うことはできない。