DUMSCOは11月9日、 テレワークの会議過多による、 突然休職のリスクに関する調査の結果を発表した。同調査は、週1日以上オフィス出社せず勤務する、 全国22歳以上のビジネスパーソン367人を対象に実施したもの。
調査には、同社が提供している、自律神経の活動量を測定することで、 ストレスを客観評価するサービスが活用された。
調査の結果、テレワークの推進で高ストレス者の割合は減少した一方、1日4件以上のWeb会議参加を境に、 高ストレス者の割合が急増し、 37%に達することが明らかになったという。
加えて、高ストレス者の特徴を調査した結果、 57%はアンケート式のストレスチェックでは高ストレス者と判定されないこともわかった。同社は、こうした人々を、 自覚することなく 突然休職するリスクが高い「隠れテレワ負債者」 と表現している。
さらに、「隠れテレワ負債者」の特徴として、 76%が年収800万円を超えるハイパフォーマーであることもわかった。同社はその要因として、多くの会議に参加することで、 「一時的に」パフォーマンスが向上し、そのパフォーマンスが年収という形で評価されると同時に、その社員により仕事や会議が集中するようになったと推測している。