ANA NEO、損害保険ジャパン、三菱UFJ銀行は11月8日、ANA NEO が提供するメタバースプラットフォーム「ANA GranWhale」を通してメタバース空間における新たな金融サービスの提供に向けて協業することに基本合意したと発表した。

「ANA GranWhale」は、メタバースを活用した未来のライフスタイルを企画・提案するサービスで、2022年度末のローンチを予定している。

  • 「ANA GranWhale」のイメージ

3社は、「メタバース空間における金融機能および金融サービスの提供に向けたニーズ調査、規制・制度」「メタバース空間における各種データ分析、有用性」「金融分野以外での新たな事業機会の創出」について検討する。

損保ジャパンは、2022年5月からANA NEOと実証実験を行い、メタバース空間における利用者、出店事業者およびメタバース提供事業者のリスクをヘッジするソリューション実現に向けて検討を進めている。

三菱UFJ銀行は、メタバース空間における金融サービス提供に向けた第一歩として、「ANA GranWhale」に出店することを予定している。同行は、「ANA GranWhale」を訪れる利用者に対し、Money Canvasの機能を活用した金融に関する情報発信や、メタバースならではの特性を生かしたコンテンツを提供することを計画している。

「Money Canvas」は、資産形成の総合的なサポートを目的としたスマートフォン向け資産運用プラットフォームで、金融商品の取引が可能。