「NYC On Timeアシスト」(公式Webサイト)

「NYC On Timeアシスト」(公式Webサイト)

蓄積してきた情報・通信技術、製造能力を生かした「スマートX」事業を展開するナカヨは、中小オフィス向けに新たに労務管理用アプリケーション「NYC On Timeアシスト(ナイス オンタイムアシスト)」とグループウェア「NYCオフィスアシスト(ナイス オフィスアシスト)」を開発、12月12日より出荷開始する。「NYC On Timeアシスト」は、2023年4月から中小企業でも導入される月60時間超の時間外労働の法定割増賃金率を50%以上とする労働基準法の改定に対応。就業時間外のPCの自動シャットダウン機能、残業超過に対して警告を行う労務管理機能などを提供、残業申請や承認、労務管理ポリシーに合わせて、シャットダウン猶予や起動許可時間の設定などを柔軟に行える他、PCの利用実績を管理し労務管理をサポートする機能も備える。ヒューマンテクノロジ―ズの勤怠管理システム「KING OF TIME」と連携した利用も可能。中小規模オフィス向けに利用者が50人、オンプレミスのマイクロサーバーとのセットで設置工事費等を含まない標準価格が350,000円。

「NYCオフィスアシスト」(公式Webサイト)

「NYCオフィスアシスト」(公式Webサイト)

「NYCオフィスアシスト」は、テレワークの普及などにも対応した情報共有、業務管理、コミュニケーションツールなどの機能を提供するグループウェア。メンバーのマネジメントからToDo管理や安否確認、報告書などグループウェアの基本機能を提供すると共に、オプション提供となるが、仮想会議室に入室するだけで即座にミーティングを開始できる機能なども提供する。サービスは、マイクロサーバーとアプリケーションのセットで同様に標準価格510,000円で提供する。群馬県前橋市に本拠を置くナカヨは、1944年の創業以来、電気通信省の電話機部品メーカとして長年通信機器製造を行ってきたが、蓄積した技術をもとに「オフィス」「介護・医療」「工場」「ビル・テナント」「文教、公共」の5つの分野で課題を解決するソリューションの提供を行うプロジェクト「スマートX」を展開。稚園、保育園、特別支援学校向けにバス乗降・登下校をリアルタイムにモニタリングするクラウドサービスの提案なども行っている。

  • ナカヨ「スマートX」事業(同社資料より)

    ナカヨ「スマートX」事業(同社資料より)