博報堂は11月7日、バーチャレクス・コンサルティングと協業し、企業のマーケティング・営業・カスタマーサクセス領域のDX(デジタルトランスフォーメーション) に向けた取り組みをサービスとして「HAKUHODO Marsys Assessment for RevOps」を提供開始すると発表した。
博報堂は、現状課題(As is)と高度化されたマーケティング活動のイメージ(To be)を整理しつつ、システム基盤のグランドデザイン策定から実現までを支援する、マーケティングシステム基盤のアセスメントサービス「HAKUHODO Marsys Assessment」を提供している。
今回、「HAKUHODO Marsys Assessment」をバーチャレクスと共に営業・カスタマーサクセス領域まで対応させる形で、業務・デジタルの観点から課題抽出および解決のためのアプローチ提言を行う診断サービスとして、「HAKUHODO Marsys Assessment for RevOps」の提供を始める。
サービス名の「RevOps(レベニューオペレーション)」とは、マーケティング・営業・カスタマーサクセスの部門単位での非効率な業務運営を解消し、生産性や組織全体での成長を高め、顧客にシームレスで一貫性のある良質な顧客体験を提供することで、売上増加を加速させる方法論のことを表しているという。
新サービスでは、マーケティングコミュニケーション領域から営業・カスタマーサクセス領域まで一気通貫して、業務プロセスの最適化と情報システム基盤の企画・構築を支援する。
同サービスは、KGI/KPI達成のための戦略面での連携やシステム導入・活用、業務フローの改善へつなげ、企業の収益最大化と仕組みの最適化に貢献するという。
「HAKUHODO Marsys」では、マーケティングシステム基盤自体の見直し、新しいツールの導入が必要とされるケースにおいて、必要に応じて博報堂のエンジニアチームと連携し、テクノロジー面も含めた全体視点で、総合的な支援サービスを提供する。