Reproはこのほど、タグを入れた当日からWebサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の提供を開始した。
同社はこれまでの既存顧客向けのCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro」の提供に加え、Webサイトの表示速度を向上させ、すべてのサイト訪問者に快適でストレスのない顧客体験を提供できるRepro Boosterを提供する。
Repro Boosterは、タグを入れたその日からWebサイトの表示速度が速くなるサイトスピード改善ツールとなり、ユーザーがクリックする可能性が高いリンク先を予測・先読みさせることでクリックした際、あらかじめ読み込んだ情報を瞬時に表示させることができるという。
また、サイト回遊中に取得した情報もユーザーの端末に一時保存し独自の技術で管理・活用することでクリック後の高速表示を実現しており、手間を最小限にした簡単な導入方法で、すぐに効果がわかるだけでなく運用レスであることが特徴だという。
速度向上機能は、クリック先の予測、先読みした情報を一時保存(キャッシュ)し、クリック後にページを高速に表示することができるほか、効果検証機能は一般的な導入前後の期間比較ではなく、同期間同条件でユーザー群を分けて検証が行えるA/Bテスト機能により速度向上による効果を確認することができるとのこと。
さらに、リアルタイムに変動するコンテンツやページを指定して古くなった情報を長時間残さず自動でクリアする機能など、サイトごとの特性や施策に合わせて先読みする情報を柔軟に指定することを可能としている。