高知県中小企業団体中央会(以下、高知県中央会)とNTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は11月1日、全国中小企業団体中央会の協力により、中小企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を検討する上での課題や困りごとなどを相談できる「中小企業DXまるごと相談(仮称)」のトライアル版を開始することを発表した。
このトライアルは高知県中央会の会員組合および組合員企業を対象に実施するという。従来は大企業を中心に進められていたDXを中小企業にまで広げ、より多くの企業のDX支援を目指す。
具体的には、高知県中央会の会員組合(約230組合)および組合員企業各社(約2万社)を対象に、DX推進への取り組みを検討する際の課題ヒアリングを実施する。
実施期間は2022年11月1日から2023年2月28日までの予定。課題のヒアリングの中で要望があれば、個別の相談や回答などにも応じるとのことだ。
NTT-ATは得意とするクラウドサービスを活用して、中小企業各社へのタイムリーな情報配信やヒアリング結果の集計に取り組む予定だ。また、ヒアリング結果の収集や解析のスムーズな取りまとめにも関わるとしている。