zero to oneは11月1日、日本ディープラーニング協会(以下、JDLA)が2023年2月17日から19日に開催を予定しているエンジニア資格(以下、E資格)に向けて、学習を支援する「スピードパッケージ」を個人受講生向けに提供を開始することを発表した。価格は7万円(税込)。

同社はこれまでE資格の受講生向けに、機械学習、ディープラーニング、E資格パッケージの3つのコースを順に学習する、「E資格向け認定プログラム」を提供していた。特に機械学習とディープラーニングにおいては、各分野のエンジニアとして理解すべき内容を独自に教材化していたため、JDLAが定めるE資格のシラバスよりも広い範囲を学べる反面、E資格の合格のみを目指す場合にはカリキュラム修了までに時間がかかっていたという。

そこで、今回は3コースの中からJDLAのE資格シラバスがカバーする範囲のみをピックアップし、より効率的に認定プログラムを修了して合格を目指すための「スピードパッケージ」の提供を開始するとのことだ。

ビデオ講座やクラウド型のプログラミング演習などを含めて、完全オンライン上で受講できる。演習課題のためのヒント機能や自動採点機能も備え、受講者は自らのペースで学習可能。

11月1日に提供を開始し、購入の完了日から2023年2月28日まで受講できる。履修するためには、微分積分、確率統計、線形代数の基礎知識に加えて、PyTorchもしくはTensorFlowの基礎知識も必要だという。