仮想空間にオフィスを構築するシステムを手掛けるoViceは10月25日、同社主催のイベント「oVice Summit 2022」を開催した。2回目となる同イベントは、初めてオフラインで開催され、これからの働き方などをテーマに、10以上のセッションが行われた。
「出社」か「テレワーク」、加速する2極化
クロージングセッションにはoVice CEOのジョン・セーヒョン氏が登壇し、ハイブリッドワークを高度化する同社の新たな取り組みについて説明を行った。同氏は冒頭、「ハイブリッドワークに挑戦する企業には、テレワーク組と出社組との間に情報格差や評価の不公平感があるといった課題が散見され、出社かテレワークかの2極化が進んでいる」と、昨今の企業の働き方に関する現状を俯瞰した。
ハイブリッドワークは、出社時の対面によるコミュニケーションを通じたコラボレーションや、組織への帰属感の向上を実現できる一方で、テレワーク時の疎外感を生みがちだ。