小布施町、長野電鉄、道の駅オアシスおぶせ、小布施堂、桜井甘精堂、竹風堂、NTT東日本の7者は10月28日、小布施町のさまざまな魅力を「知る、行く、味わう、体験する」機会をより多くの人に提供し、持続的に発展できる「地域循環型の社会の形成」に向けた取り組みを実施することを発表した。
取り組みの第1弾としては、小布施町の文化・芸術分野における魅力発信として、小布施町岩松院本堂の天井に描かれた葛飾北斎の「鳳凰図」のデジタルデータなどを活用し、長野県内各所および NTT東日本初台本社ビルにて「鳳凰図」の複製画や北斎作品のデジタル画を展示する。あわせて、小布施町の街並みや観光名所等の魅力を伝える映像をサイネージなどで放映する。
さらに、地域における「食体験」の向上として、小布施町を代表する名産品である「栗」をはじめ、その他のフルーツ、肉、スイーツなど、鮮度が保持できる期間が限られた食材・食品について、鮮度の保持、長期保存実現に向けた実証実験を2022 年 11 月より開始する。
食材に直接、高電圧をかけ、氷点付近あるいは氷点以下の温度帯で保存することで「鮮度保持」に加え「熟成」、「高品質解凍」を実現する氷感サプライズの氷感庫を活用し、更なる食体験の魅力向上を目指す。