PayPayは10月28日、2022年10月にインドのハリヤナ州に同社初となる海外開発拠点「Pay2 Development Center」を設立したと発表。同拠点の資本金は4100万ルピー(約7300万円)。現地の優秀な技術者を採用し、日本とインドの二拠点での開発体制を実現させ、開発スピードやプロダクト品質のさらなる向上を目指す。
PayPayは、2022年9月には登録ユーザー5100万人を突破し、日本の人口の約2.5人に1人が利用するアプリとなり、国内のQRコード決済における決済取扱高、決済回数共に約3分の2を占めるQRコード決済に成長している。
これまでPayPayの開発部門は、海外および日本から国籍を問わず年間数百名に及ぶ人材を採用しており、外国人比率は約7割と人材のグローバル化が進んでいるという。今回、優秀なIT人材を豊富に抱えるインドにPayPay初となる海外開発拠点を設立することで、インドでの採用においても数百名のエンジニアを募集し、日本と同等の開発拠点へと発展させていく狙い。開発スピードの加速とともに、プロダクト品質の向上も含めた開発力の抜本的な強化を目指す考えだ。