学情は10月28日、転職の理由の1つにもなる「年収」について、20代はどのように捉えているのかを調査するため、20代の社会人355人を対象に理想の年収と希望の年収についてアンケートを実施し、その結果を発表した。

調査の結果、20代の理想の年収は「301~400万円」が27.6%で最多となり、次いで「401~500万円」23.4%、「501~600万円」15.2%という回答が得られている。

  • 20代の理想の年収 引用:学情

転職で実現したい希望年収に関しても「301~400万円」が38.3%で最多となり、理想の年収と比較するとこの回答は増加しているという。また、理想の年収は「~400万円」と回答した割合が35.2%なのに対し、希望年収は「~400万円」の回答が54.6%と大幅に増加しているとのことだ。

  • 転職で実現したい希望年収 引用:学情

現在の年収が「201~300万円」の20代の希望年収は「301~400万円」が59.4%で最多で、現在の年収が「301~400万円」の20代の希望年収は、「401~500万円」が35.7%で最多という結果になっている。同社はこの結果から、転職において、200万円・300万円の規模で年収を上げることを希望する20代は少なく、数10万円~最大100万円の年収アップを希望する人が多いということを考察している。

  • 転職で実現したい希望年収 左:現在の収入が「201~300万円」 右:現在の収入が「301~400万円」 引用:学情

この結果の理由として「仕事内容と給与のバランスが取れていることが大切」「現在の年収との差が大きいと、期待に応えられないのではないかと不安に思う」といった声が寄せられているという。