NTTビジネスソリューションズは10月27日、NTTアノードエナジーおよびNTTスマイルエナジーと連携し、自治体・法人の顧客における電気自動車(EV)の導入、およびEVとEV蓄電池を活用した電力の最適利用を支援するソリューション「N.mobi(エヌモビ)」の提供を開始することを発表した
N.mobiは、NTTビジネスソリューションズが、EV導入、運用時の課題解決を支援する機能を提供するとともに、NTTアノードエナジーグループが提供するPPAに活用する太陽光発電設備を並列設置することで、施設全体の再生可能エネルギー比率を高め、EVに供給蓄電することで自然由来の電力を無駄なく最大限活用しカーボンニュートラル推進に即したEV運用を実現するソリューション。
自治体・法人の業務車両のEV化に際して、EV導入効果の分析、EV車両の導入、充放電設備、PPAに活用する太陽光発電設備の設計施工、EV運用時の車両管理、車両利用計画とピーク制御に基づく充電管理、EVシェアリング、導入効果や更なるEV化効果の分析などの機能をワンストップでトータルに提供。これにより、業務車両のEVシフトを継続的に支援するという。
EVおよびPPAの導入に必要な設備や機能をワンストップ、かつ月額サブスクリプション型で提供。車両運行管理と充放電管理を統合化した独自システムにより、EVのモビリティとしての機能と蓄電池として機能の両面を最大限に活用することで、移動手段としての利便性と電力コスト抑制を両立させるという。また、EVシェアリングにも対応し、業務用のEV資産を社員の福利厚生や地域社会のために共有活用していくことが可能だとしている。
導入から運用開始まで全てをワンパッケージ化し、月額のサブスクリプション型で提供する。料金は利用環境や構成内容により異なる。