弥生は10月27日、「弥生会計」をはじめとする会計ソフトと、sweeepの請求書自動化AI(Artificial Intelligence:人工知能)「sweeep Invoice」の連携を開始したことを発表した。
これにより、弥生の会計ソフトの利用者はsweeep Invoiceで受領した請求書の仕訳データを弥生の会計ソフトに連携できるようになる。手入力で仕訳登録をする必要がなくなるため、経理業務の効率化が見込めるという。
sweeep Invoiceと連携するのは、「弥生会計 オンライン」「やよいの青色申告 オンライン」「弥生会計 23」「やよいの青色申告 23」の4サービス。
弥生は主に中小企業などのスモールビジネス事業者向けの会計ソフトを提供しており、日々の記帳から集計、決算書作成まで広く支援している。業務や利用形態に合わせて、クラウドアプリとデスクトップアプリから選択可能だ。
一方のsweeep Invoiceは、請求書の回収から仕訳、振込、保管など、経理業務の一連のフローを支援するクラウドサービス。経理処理の前後の作業もカバーするオンライン回収機能や、JIIMA認証を取得した電子帳簿保存法対応機能も備えている。
今回両サービスが連携したことで、sweeep Invoiceで弥生の会計ソフトに取り込める仕訳データをダウンロードできるようになり、仕訳データを弥生の会計ソフトにインポートして会計帳簿や決算書、レポートを自動で作成可能となる。