NTT東日本、NTT DXパートナー、マッキャンエリクソンは10月26日、日本の睡眠課題解消に対してさまざまな企業が共同で睡眠改善に資する新規事業創出やサービス開発、イベントを企画する仮想コミュニティ“Sleep Network Hub「ZAKONE(ザコネ、以下「ZAKONE」)」”において、初の共創施策として、視聴しながら仮眠~起床を経ることでクリエイティビティを向上させる仮眠ミュージックビデオ「カレ~なる仮眠」公開した。
日本人の睡眠時間は、2018年のOECD調査によると7時間22分で世界ワースト1位の短さであり、睡眠不足による、疾病のリスク、日中の眠気や生産性の低下は個人の問題だけではなく、社会課題となっている。
一方、仮眠は、適切な方法での取得により、睡眠不足の解消や、脳内の情報整理・記憶に役立ち、生産性の向上に加え、モチベーションアップやクリエイティビティ向上につながるとされ、近年その有用性に注目が集まっている。
こうした状況を踏まえ、仮想コミュニティ「ZAKONE」では近年有用性に注目が集まる「仮眠」を正しい方法で促すミュージックビデオを制作したという。
同ビデオの視聴を促進していくことで、仮眠文化を啓蒙し、ビジネスパーソンのクリエイティビティ向上に貢献することを目指している。
同ビデオを視聴しながら仮眠~起床を経て、クリエイティビティの向上に必要な「課題発見力」「データ活用力」「ビジネス構築力」をデザイン思考スコアとして客観的に算出する「デザイン思考テスト」(VISITS Technologies開発・提供)を受験する検証を実施。その結果、期間中に複数回上記フローを経た検証参加者の60%が、検証前の初回テスト受験時と比べ、デザイン思考スコアを上昇させ、さらにそのうち50%がスコアランクを1段階以上上昇させたという。