サイバーリーズンとアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)は10月27日、サイバーセキュリティ人材の育成を行うプロジェクトを開始することを発表した。
近年はIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の普及やテレワークの定着など、サイバーセキュリティに関する需要は徐々に増加している。一方で日本国内ではサイバーセキュリティに携わる人材が不足しており、教育の充実や高度なスキルを持つ人材の育成など、セキュリティ人材が活躍できる環境が必要だとして、両社はサイバーセキュリティ人材を育成し市場へ提供する共同プロジェクトに至ったとのことだ。
このプロジェクトでは、OSTechで雇用したエンジニアがサイバーリーズン提供の認定資格プログラムの受講や、実際の業務などを通じて、サイバー攻撃対策プラットフォーム「Cybereason」の製品知識やセキュリティ運用のノウハウを学ぶ。約1年間の育成期間の後、Tier2レベルの知識や実務経験を生かして、SOC(セキュリティ・オペレーション・センター)において、セキュリティ装置の設定やネットワークサーバーの監視、ログ解析などの業務に従事するという。
両社は2022年10月よりプロジェクトを開始し、2023年末に約50名、2024年末に約100名のセキュリティ人材の育成を予定しているとのこと。