みずほフィナンシャルグループは10月26日、同社が実施してきた企業DX(デジタル・トランスフォーメーション)のコンセプトや取り組みや事例などを紹介するWebサイト「MIZUHO DX」を公開した。

みずほフィナンシャルグループは、"ともに描く明日へ、あくなき挑戦を。"をコンセプトにAIやビッグデータ解析等の最新IT技術や実装力に加え、同社グループが持つ大企業やスタートアップ企業との間の多くのコネクションとネットワークを組み合わせてDXを推進している。「MIZUHO DX」では、ビジョンや取り組みをまとめており、ニュースリリースなどの最新情報からパートナー企業の紹介なども加えて、同社の目指す"DX"を描いている。ナビゲーターに黒島結菜さんを起用、日常生活とDXの関わりや「メタバース」を活用した金融サービスの進化などについての紹介を行う。

DXへの取り組みについて「EVOLUTION 金融の進化」「SOCIAL ISSUES 社会課題への挑戦」「CO-CREATION テクノロジーの共創」の3つに分けて紹介。Webサイトでは、それぞれのコンセプトに合わせて実施してきた事例を掲載している。「金融の進化」ではみずほ銀行とヤマト運輸がコラボした「にゃん Pay」、「社会課題への挑戦」では、八丈島で実施したDXを使った防災対策や島の魅力発信、「テクノロジーの共創」では、人生100年時代を見越した医療分野でのデータヘルス導入の取り組みなどについて紹介している。

  • みずほフィナンシャルグループが目指すDXの全体像(同社資料より)

    みずほフィナンシャルグループが目指すDXの全体像(同社資料より)