越境EC(Electronic Commerce:電子商取引)のプラットフォーム「Cafe24(カフェ24)」を展開するCAFE24 JAPANは10月26日、EC事業者の希望に合わせて、進出国の現地で頻繁に使われている効果的なバナーテキストを活用したバナー制作を支援する「越境ECショップバナー制作代行サービス」の提供をCafe24 Store内で開始すると発表した。
Cafe24は、カートシステムから広告、決済、物流など一連のECサービスを支援しているプラットフォームだ。初期費用および月額費用、販売手数料などが無料で、日本語をはじめとする8言語で自社サイトを構築可能な特徴を持つ。
Cafe24 Storeはネットショップを運営する事業者に対し、ユーザーの行動をリアルタイムに分析する機能、購入者の商品レビュー投稿を後押しする機能、チャットボットを通じた顧客対応機能など、さまざまな拡張機能を提供し、ECサイトの運営を支援する。
今回提供を開始するバナー制作代行サービスは、Cafe24を通じて海外ユーザー向けバナー制作を支援する。アプリを通じてサービスに申し込むと、制作目的やコンセプトに合わせたサンプルを2つ提供し、その後に各EC事業者の希望に合わせた言語やテキスト、サイズなどに応じてバナーを作成するとのことだ。
同サービスでは、事業者のバナー制作の目的に応じて、進出国の現地で頻繁に使われている効果的なバナーテキストを活用するという。推薦リストからテキストを選択するだけでなく、直接任意のテキストを作成することもできる。
また、サービス費用の決済日から最短1営業日以内でバナーを納品可能とのことだ。1日最大10件のバナーの制作まで対応するようだ。デザインの変更がない範囲であれば、バナーの修正を1回に限り無料で提供するなど、ECサイト運営のコスト負担軽減にも寄与するとしている。対応する言語は英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語だ。