西日本旅客鉄道（以下、JR西日本）と京都女子大学は10月25日、「ジェンダー平等の実現」および「社会課題の解決」への貢献を目指して、社会課題の解決に資する女性の育成に向けたデータサイエンス教育分野における連携協定を締結したことを発表した。

京都女子大学は2023年春のデータサイエンス学部開設を契機に、データサイエンスのスキルを有して課題解決の意思決定に参画できる女性の育成を進める予定だ。一方のJR西日本は鉄道事業の課題解決によって培ったデータソリューションに関する技術やノウハウを活かし、オープンイノベーションとしてさまざまな関係者と連携して社会課題の解決を目指している。

今回の両者の協定においては、京都女子大学データサイエンス学部開設に向けた教育プログラムや教材の検討や導入を進める。また、データサイエンス関連分野で活躍するJR西日本の女性社員によるキャリア教育や、JR西日本エリアの課題事例に基づく地域課題解決型学習プログラムの提供などに取り組むとしている。

  • 締結式の様子

    締結式の様子