スノーフレイクは10月24日、エム・データが、データをリアルタイムで共有・売買できる「Snowflake マーケットプレイス」に同社がテレビの放送内容をテキスト化した「TVメタデータ」を公開したと発表した。
これにより、スノーフレイクの顧客は「TVメタデータ」を活用して、テレビCMやテレビ番組の露出効果分析やさまざまな予測(TV露出による需要、 商品トレンドなど)、株価変動シグナル検知、メディアプランニングや戦略立案、マーケティング業務が行えるようになる。
また、テレビで紹介された食品や商品の情報をリアルタイムにキャッチし、小売店のアプリやネットスーパー、電子チラシ、店舗のサイネージなどのリテールメディアに展開させる販売促進活用や、売上や来店数、気象データとの統合分析や需要予測といったリテールDXを推進するデータ活用も円滑になることが期待される。
TVメタデータは、関東・中京・関西エリアのテレビ局で放送されたTV番組やTV-CMについて「いつ」「どこで」「何が」「どのように」「何秒間」放送されたかをテキスト化・データベース化したもの。
データは主に、「番組データ(番組放送内容)」「CMデータ(広告出稿内容)※主要BS局および全国全地上波をカバー」「アイテムデータ(番組で紹介された商品情報)」「スポットデータ(番組で紹介された店・宿・観光地等の情報)」から構成されている。