Appleは10月24日(米国時間)、Mac向けに最新のオペレーティングシステム「macOS Ventura 13」およびiPad向けに最新のオペレーティングシステム「iPadOS 16」の配信を開始した。サポート対象のプロダクトを使っている場合、ソフトウェアアップデートからこれらオペレーティングシステムへアップグレードすることができる(参考「Apple security updates - Apple Support」)。
サポート対象となっているプロダクトは次のとおり。
【macOS Ventura 13】
- Mac Studio (2022)
- Mac Pro (2019およびこれ以降のバージョン)
- MacBook Air (2018およびこれ以降のバージョン)
- MacBook Pro (2017およびこれ以降のバージョン)
- Mac mini (2018およびこれ以降のバージョン)
- iMac (2017およびこれ以降のバージョン)
- MacBook (2017)
- iMac Pro (2017)
【iPadOS 16】
- iPad Pro (すべてのモデル)
- iPad Air 第3世代およびこれ以降のバージョン
- iPad 第5世代およびこれ以降のバージョン
- iPad mini 第5世代およびこれ以降のバージョン
それぞれのオペレーティングシステムの主な新機能や特徴は次のとおり。
【macOS Ventura 13】
- メールアプリの機能強化(送信取り消し、予約、リマインダー設定、機能強化された検索機能)
- 強化された検索機能
- 強化されたSpotlightのクイックアクション
- 強化されたSpotlightによる画像検索(写真アプリ、メッセージアプリ、メモアプリ、Finder、Web画像など)
- Safariにおけるパスキーの対応とタブグループ共有機能
- 送信後編集機能を備えた機能強化されたメッセージアプリ
- 最大5人と共有できるiCloud共有写真ライブラリ
- ウィンドウの配置をスマートに制御するステージマネージャの導入
- ハンドオフに対応したFaceTime
- iPhoneをWebカメラとして使う連係カメラ機能
- リアルタイムに共同作業が可能なフリーボードの導入
- システム設定をiPhoneやiPadと同じサイドバーUI/UXへ変更
- iPhoneやiPadの時計アプリを導入
- iPhoneの天気アプリを導入
【iPadOS 16】
- メールアプリの機能強化(送信取り消し、予約、リマインダー設定、機能強化された検索機能)
- Safariにおけるパスキーの対応とタブグループ共有機能
- iCloud共有写真ライブラリ
- 送信後編集機能を備えた機能強化されたメッセージアプリ
- ウィンドウの配置をスマートに制御するステージマネージャの導入
- ディスプレイのサイズ調整機能i強化
- iPhoneの天気アプリを導入
- 画像から対象物だけをコピーする機能
- 動画からテキストをコピーする機能
- 画像や動画のテキストからのクイックアクション機能
- 子どものアカウントを簡単に管理できるファミリー共有機能
今回提供が始まったmacOS VenturaおよびiPadOS 16にはまだ提供されていない機能などもあり、今後のアップデートで機能追加が行われるものと見られる。また、これらバージョンには悪用されている脆弱性の修正なども含まれている。