NECは10月24日、3Dセンサを活用し電線・電柱、鉄道などの設備点検や工事現場などでの測量をサポートする「NEC 3次元測量支援ソフトウェア」の販売を発表した。販売価格(税抜)は200万円からとなる(機材、導入、保守費用は含まれない)。
同製品を活用して、3Dセンサで取得した3次元点群データを、タブレット端末の画面で確認しながら計測作業を実施することができる。
また、3Dセンサで撮影した計測したい2点の対象物を画面上で選択するだけで、2点間の距離を計測することも可能だ。
このほか、撮影した3次元点群データ上に、円柱・立方体・球体などのオブジェクトを生成することができる。設備を新設する時の設計時にオブジェクト生成機能を活用することで、既存設備との距離計測などのシミュレーションも行える。
同ソフトウェアは、今後、計測対象物の検出・自動計測、CADシステムとの連携などの機能拡張とともに、対応する3Dセンサ機種の増加を予定している。